「ガイアの夜明け ~発掘!”新たな資源”~」で放映されたLIMEXのUV印刷を始めます。

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“石”から生まれた新素材。新たな挑戦の舞台裏に独占密着。

紙やプラスチックの代替となる新素材LIMEX(ライメックス)が世界中から注目を集めている。通常、紙を作るには樹木や水、プラスチックには石油が必要だが、LIMEXの主原料は石灰石。世界中にほぼ無尽蔵に存在し、資源に乏しい日本でも自給可能。まさに“新たな資源”だ。
手掛けるのはベンチャー企業のTBM(東京・中央区)。LIMEXは現在、世界40ヵ国以上で特許を取得・申請中。「脱石油」の改革を推し進める中東の盟主・サウジアラビアへの進出も本格化している。TBM山﨑敦義社長は「中東地域は水や木などの資源に乏しい。しかし、LIMEXは石灰石があれば、世界中どこでも生産することができる。砂漠のど真ん中が新たな“紙の産地”となり得る」と意気込む。
TBMでは、これまで名刺やクリアファイル、スマホケースなど、紙やプラスチックの代替製品を次々に開発。中でも拡大を見せるのが、大手外食チェーンなどのメニュー表。耐水性と強度に優れるLIMEXならではの展開だ。しかし、あるレストランチェーンからクレームが入った。LIMEX製のメニュー表が、2ヶ月間で傷んでしまったというのだ。品質改善を任されたのは開発本部の松田聡さん。「新素材ゆえに先例がない。実験を繰り返してデータを集積していくしかない」と試行錯誤の日々が続く。無事改善できれば、LIMEX の用途のさらなる拡大も見込める。今回、開発現場に初めてカメラが潜入。果たして…?

https://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber4/preview_20180605.html